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「ハクスラ」と「ローグライク」あなたは、この単語に聞き覚えはあるでしょうか?
簡単に説明すると、
「ハクスラ」は「Hack and Slash(ハックアンドスラッシュ)」の略で、
意味は、「戦闘行為が目的となるゲームで、繰り返し多くの敵を倒していき、その行為を楽しみとするプレイスタイル」
を指すゲームのプレイスタイルの事です。
「ローグライク」はTVゲームのジャンルで、海外と日本では意味合いが少し変わるかもしれませんが、
日本おいては「トルネコ」や「風来のシレン」などの、
「素材を集めたり、敵を倒してアイテムを得て、そのアイテムで武器や防具を強くしていき、
そしてまた敵を倒し‥‥の行為を繰り返すプレイスタイル」のゲームの事です。
今回紹介する作品は、そんな「ハクスラ」と「ローグライク」がメインの作品です。
どういう感じの作品か、ネタバレが無い程度に説明しますので、
興味ある人は読んでみて下さい。
ジャンル
・王道ファンタジー
・剣と魔法
・塔攻略
・ハクスラ
web小説初心者の人でジャンルの説明が知りたい人は↓の記事を読んで見て下さい。
個人的な見解はありますが大体合ってます。
もう一つweb小説初心者に心構えというか、知っといて欲しい知識があります。
良かったら、読んで見て下さい。
この作品はどんな人におすすめ?
物語の舞台
(出典:五つの塔の頂へ、小説1巻より)
神が創った島に存在する「五つの塔」
その塔を全て攻略した者は、あらゆる願いが叶うといわれています。
この物語は、その塔攻略に挑む様々な人達の、願いや思惑を描いた作品です。
主人公と冒頭の簡単なあらすじ
主人公の名前は「アッシュ・ブレイブ」
あらすじは
神が創った島「ジュラル島」
その島に、すべてを攻略した者はあらゆる願いが叶うという、
「五つの塔」があります。
しかし、その塔にいるのは凶暴な魔物だらけで、
倒した魔物から得られる装備や魔法を収集して、さらに強化しないと進むことが出来ない難度でした。
塔が出来てから200年。
いまだ制覇者が現れない中、1人の男「アッシュ・ブレイブ」が新たに挑戦者として名乗りをあげます。
しかし彼には呪いとも言うべき、とある秘密があります。
それは‥‥
気になる人は、物語を読んでみて下さい。
この作品の魅力
感想と個人的評価
私は今までそこそこの数のweb小説を読んできました。
あらゆる物語にはそれぞれ違う面白さ、良さがあるので、あまりこんな事は言わないのですが、
この「五つの塔の頂へ」は私にとって心に残る作品となりました。
この作品は私以外の人が見たら、他の作品同様ただのファンタジー作品かもしれません。
しかし私にとっては【アッシュ・ブレイブ】の人生、仲間達、ジュラル島で生きる人達の人生が、
リアルに想像できるほど身近な存在に感じ、とても愛おしく感じます。
もし、こんな島があれば行ってみたいです(すぐ死ぬと思いますが)
この物語はタイトル通り五つの塔の攻略を目指す物語です。
この島には色んな考え方、感情を持った人達がいて、時には衝突しあったり、挫折したり、助け合ったりしてします。
どんな困難も前を向き一歩ずつ進む彼らを見てると、勇気を貰えます。
アッシュ達の活躍、ジュラル島で生きる人々の人生に興味を持った人は、彼らの人生をのぞいて見てはいかがでしょうか?
↓のものは、あくまで私が読んで、感じた感覚を指標にしたものですので、参考にどうぞ。
読みやすさ | |
---|---|
ストーリー | |
バトル | |
主人公 | |
その他のキャラ達 |
webの連載サイトと書籍情報
「五つの塔の頂へ」作者、イラストレーターは
著者:夜々里 春
イラスト:流刑地アンドロメダ
です。
↑の著者クリック先で書籍の試し読み(少ないですが)出来ます。
クリック先は、角川の電子書籍サイト「BOOK☆WALKER」です。
web小説は「小説家になろう」で連載しています。
リンクを貼っときますので、興味ある人は読んで見て下さい。
この作品は「ツギクルブックス」より書籍版が1巻発売中です。
しかし、2巻の発売はもう無いでしょう。
作者の「夜々里 春さん」のコメントから判断出来ます。
↑の「コメント」をクリックするとページに飛びます。
最後まで書籍が出ないと言うのは、本当に残念でなりません。
余談ですが、私の価値観で本当に面白いのに売れてない作品に対して、勝手に言っているフレーズがあります。
それは「この作品が売れない世の中は間違っている」と。
この作品に興味を持った人は、ぜひ読んで見て下さい。
最後まで読みたい人はweb版で!
まとめ
ふと思いました。
「五つの塔の頂へ」を出版しているレーベル名は「ツギクルブックス」と言うのですが、
おそらく「次に来る」と掛けているのでしょう。
いやいや「来とらんがな!!」と、ツッコミを入れたくなります。
この作品は来ないとおかしい。
確率はほぼ0かもしれませんが、この作品が日の目を見る事を祈ります。
この作品、完結作品枠でアニメ化してくれたら流行ると思うのになぁ(ボソッ)
書籍は電子版が良いと言う人は、電子版でどうぞ。