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新型コロナの影響で、ネット通販を使う人が増えてきています。
そこで今回はAmazonを初めて使う、使い始めて間もない、あまりAmazonの事は知らない人向けの、購入する前の注意点を紹介します。
良ければ読んでみて下さい。
普段Amazonを使っている人も、確認の意味で読んでみても良いかもしれません。
最初に
私は普段からネット通販を使っている、自称ミドル~ヘビーユーザーになりかけぐらいのユーザーです。
初心者よりは詳しく、上級者よりは詳しくない程度です。
数百以上、ネット通販で注文して詐欺商品にかかった事は無いです。
Amazon
今や知らない人は、いないほど世界一有名なネット通販サイトAmazon。
品揃え、価格、配達スピード、その他コンテンツ、どれをとってもほぼ№1だと思います。
正直、ネット通販初心者の人は、余程の特殊な物を購入するのでは無い限り、Amazonさえ使っとけば良いです。
ですが初心者の人がAmazonで購入する場合、いくつか注意した方がいい事があります。
注意点1 定価または標準価格の確認
まず最初にAmazonで購入する場合に気を付ける事は、
買いたい商品の定価、元になる標準価格の確認です。
なぜ、これに気を付けるかと言うと、
Amazonが販売している新品の商品が売り切れている場合、定価、元になる価格が、分からない事があるからです。
Amazonでは正規のショップ以外に、
大手企業の店舗、個人で出店している人達、それといわゆる転売ヤー(転売で利益を得る人たち)がおり、
必ずしも定価で販売しているとは限らないからです。
ですので、Amazonで商品を購入する場合は、定価または大体の標準価格を知っとくと、損せずに買えるようになります。
今回は例として「鬼滅の刃 20巻」で説明します。
スマホの場合
パソコンの場合
鬼滅の刃 20巻のコミック(紙)の本来の価格は、税込484円です。
しかし画像では、「960円+配送料無料」になっています。
ほぼ倍の価格です。
これは、鬼滅の刃のあまりの人気で、Amazonが販売していたコミックの在庫が無くなって、他の業者が価格を決めているためです。
曖昧な知識ですが、本当は書籍を新品で販売する場合、定価以上の販売は法律か、何かで禁止だったはずです。
それでも販売している人達はいます。
これは、どうしようも無いので、定価で買いたい人は入荷するまで、諦めましょう。
という訳で何も知らずに購入すると、ほぼ倍の価格で購入する事になります。
「1000円くらい払うわ!」と言う人は、どうぞ購入して下さい。
書籍の場合、一番良いのは、売らない事を決めているなら、電子書籍で購入する事です。
電子書籍なら、売り切れなし、定価または定価より少し安い事もあり、お得です。
↑の画像では荒くて見にくいですが、パソコンの場合は、
「Kindle版(電子書籍)」の所を見ると、460円になっています。
スマホの場合は、↑の画像にもありますが、「形式・仕様 コミック(紙)」をタップし、電子書籍を選ぶと価格が分かります。
それで、ここで注目するのは、Kindle版は460円と書いている所です。
先ほども書きましたが、本来の(紙)の価格は税込484円です。
書籍は、ほぼKindle版があるので、新品が売り切れても、大体の定価が分かりますが、その他のジャンルの商品の場合は、定価が分からない事が多いです。
「じゃあ、他の商品の定価や、元の価格はどこで見たら良いの?」とアナタは思ったかもしれません。
そこで役に立つのが「楽天ブックス」です。
なぜなら楽天ブックスでは、書籍の場合は売り切れていても、定価が分かるからです。
それと、DVD、CD、ゲームソフトなども参考価格が書いてあり、標準的な価格も分かります。
こちらも「鬼滅の刃 20巻」で説明します。
スマホの場合(楽天ブックス)
パソコンの場合(楽天ブックス)
↑の画像を見ると、在庫はありませんが、税込484円と記載されています。
このように楽天ブックスでは、書籍の場合は売り切れていても、定価が分かりますので、参考になります。
注意点2 発送元と出品者
定価、標準価格を知った後に注意するのは、「発送元と出品者」です。
これに注意する理由は、これを見とかないと、
注文してから自宅に送られてくるまでに、凄い時間がかかる場合があるのと
変な販売者や、海外の出品者から購入する場合があるかもしれないからです。
Amazonのレビューで、よく商品の到着が遅いと言うレビューを見ますが、おそらくこれは、出品者を見ていない事が原因だと思います。
それと注意点1でも書きましたが、Amazonでは、
正規のショップ以外に、大手企業の店舗、個人で出店している人達、それといわゆる転売ヤー(転売で利益を得る人たち)がいます。
彼らから商品を購入すると、自宅に届くまでに時間がかかる場合が多々ありますので、注意して下さい。
発送元
それでは、まず出来るだけ早めに商品が欲しい場合に注意する事は、発送元です。
↑の画像は注意点1で載せた、「パソコンの場合」の「鬼滅の刃 20巻」の販売画像の右側の部分です。
スマホの場合は、注意点1で載せた「スマホの場合」の画像で見えていない、下の部分をスクロールすると、↑の画像と同じ表記があります。
それで画像の真ん中あたりに、「この商品は、HARY SHOPが販売、発送します。」と書いてある部分があります。
この場合、重要なのは、発送もHARY SHOPという販売元がしている事です。
商品が届くのが遅い場合の原因は、ほぼこれです。
どういう事かと言うと、発送元がAmazon以外のショップ、個人の販売者の場合、
早くて当日~3日、遅い場合は7~14日の発送があると言う事です。
間違って海外発送者から買うと、1ヶ月以上かかる事があるので、要注意です。
しかし、ほとんどの出品者は、発送が遅いとクレームの原因になるため、遅くても3日以内に発送してくれる所がほとんどです。
後は、平日のみ発送するショップか、土日も発送するショップかでも、発送速度が変わります。
「それじゃあ、出来るだけ早く届けて欲しい場合は、どうしたらいいの?」と思った人もいるでしょう。
その答えは、
発送元が、「Amazon.co.jp」または、他の販売元でもAmazonプライムのマークがあるか、確認する事です。
まず最初に、↑の画像で説明した「この商品は、~が販売、発送します。」の「~」の所に、
「Amazon.co.jp」と書いてあれば大丈夫です。
次に、「Amazonプライムのマーク」があれば大丈夫です。
Amazonプライムのマークとは、これです。
このマークがあれば、発送は早いです。
この二つが発送元の場合、災害や事故、離島、よほどの田舎で無い限り、最低でも2日以内に発送してくれるので、届くのは早いです。
出品者
次にとても重要なのが、出品者を見る事です。
正確に言うと、出品者の情報をしっかりと見る事です。
ここを見ないと、「あれ?いくら待っても商品が来ないぞ?」とか、「あれ?思っているより金額が高いぞ?」とか、
中古で購入した場合は、「なんか商品ボロボロやぞ!詐欺や!」という感じになるかもしれません。
ですので、しっかり確認しましょう。
では、出品者の情報はどこから見るのかを説明します。
スマホの場合
↑の画像は、スマホの「鬼滅の刃 20巻」のページのAmazonの画面を、スクリーンショットした画像です。
画像の「新品&中古品(72)」と表記されている所をタップすると、出品者の詳細情報が見れます。
ちなみに(72)は、新品と中古、両方の出品している販売者の数です。
スマホの場合
それで、「新品&中古品」をタップすると、↑の画像ページになります。
この画面では、新品や中古で販売しているかと、商品の価格と送料が分かります。
しかし、これだけでは不十分なので、画面に小さく表記されている「>」をタップします。
すると、より詳細な情報が分かります。
余談ですが、↑の画像の「フィルタ」と書かれている所をタップすると、
配送の項目で「Amazonプライムと無料配送」とコンディションの項目で「新品~中古(可)」を選ぶことが出来ます。
先に「発送元」で紹介した「Amazonプライムのマーク」を探す事が出来て、商品が届くのが遅いと言うトラブルを防ぐ事が出来ます。
ちなみに、私が確認した日(2020年6月7日)の「Amazonプライム」の最安値は
1100円でした。
高いですね!
「>」をタップすると↑の詳細な画面になります。
正直、Amazonで安心してお買い物をする上で、一番大事なページだと、私は思っています。
私が今までAmazonで購入して、問題が無かったのは、このページを確認してきた、おかげだと思います。
↑の画像で確認する事は、
「価格、送料、支払い方法」
「新品か中古か、発送日」
「星の評価と総数、大体のお届けの目安、発送元」
です。
まず「価格と送料と支払い方法」ですが、
↑の画像の見ると、「価格および発送」と書かれている所に表記されています。
画像の価格と説明は「鬼滅の刃 20巻」で、
本来の価格は「税込484円」です。
画像の出品者は、良心的で価格は定価です。
しかし良く見ると、配送料が「\390」と表記されています。
ですので、この出品者から購入すると、全部で「874円」になります。
ジャンプコミックスだと、もう1冊買える様な価格になっていますね。
「少し多めに払ってでも欲しい!」と言う人は、確認事項に問題なければ、購入して下さい。
次に「支払い方法」ですが、画像では、コンビニ、ATM、ネットバンキング、電子マネーが使えると表記されています。
画像では表記がありませんが、おそらく、クレジットカードは、使える仕様になっていると思います。
全ての決済方法を試した訳ではありませんが、
発送を早くして欲しい場合は、クレジットカード、デビットカード
などが良いです。
これは、他の決済手段だと、入金の確認に時間がかかり、発送が遅くなる場合があるため。
次に「新品か中古か、発送日」の確認です。
↑の画像の「条件および注意事項」と表記されている所に書いてあります。
この「条件および注意事項」の所に、ほとんど文字が書いていない出品者は、
念のため、買うのを控えた方が良いかもしれません。
なんとなくの私の経験則です。
画像では新品になっています。
中古でも良いと言う人は、基本的に中古は安いのでオススメです。
私が調べた時点では「鬼滅の刃 20巻」は、プレミア化して、中古は新品より高いです‥‥。
それで「新品」と書かれている下に、文字がたくさん書いてあり、「続きを読む」を押して、しっかり確認しましょう。
大体ここに、「いつまでに発送するか」が書かれています。
画像では、「2営業日以内発送(定休日を除く)」と書いてあります。
これは文字通り、定休日を除いた営業日の、2日以内に発送すると言う意味です。
それと多くの出品者は、「土日、祝日、年末年始」は休みの事が多いです。
ですので、発送元が「Amazon.co.jpとAmazonプライムのマーク」以外は、
「定休日、土日、祝日、年末年始」に注文すると、届くのが遅くなると考え、購入するようにして下さい。
最後に確認するのは、「星の評価と総数、大体のお届けの目安、発送元」です。
これは「出品者の情報」という所に表記されています。
まず、「星の評価と総数」の確認です。
これを確認する理由は、星の評価が、あまりに低い出品者と、その評価の総数が低い出品者は、悪い方の「何かある」可能性が高いからです。
しかし、Amazonで出品したての初心者販売者(社)の場合があるので、一概には言えないですが‥‥。
それでも一応、軽く確認しとくと、無駄なトラブルは減ります。
画像では、
「過去12ヶ月で98%の高い評価(11001件の評価)」
と記載されています。
これはもう抜群に良い評価なので、買う場合は、ほぼ安心して買えます。
次に「大体のお届けの目安」です。
ここを見ると、「商品が来なくてイライラする」のトラブルは大体、防げます。
画像では、「6/11木~6/13土の間にお届けします。」と書いてあります。
災害や交通事故、または離島などでは無い限り、ほぼこの間に来ます。
最後に「発送元」の確認です。
これも一応、念のために確認しときましょう。
理由は
たまに、海外からの出品者がいるため。
前に見た、海外の出品者の発送目安を見たら、1ヶ月ぐらいと書いてありました。
「誰が待つねん!」「買う奴どんだけ、その商品欲しいねん!」と思ったり、思わなかったり。
以上を確認して問題なければ、その出品者の所で「カートに入れる」を押して、
購入手続きに行きましょう。
いま書いた、その出品者の所で「カートに入れる」を押すの、意味が分からない人のために画像で説明します。
画像を見ると、出品者ごとに「カートに入れる」があるのが分かります。
それで、買いたいと思った出品者の詳細などを見て、
問題ないと判断出来たら、「カートに入れて、購入しましょう」という意味でした。
最後に、スマホだと、色々な所をタップして、ややこしいかも知れませんが、
パソコンなら、ほぼ1ページで済みます。
これです。↓
見やすいのは、パソコンです。
まとめ
Amazon初心者が気を付ける点は
・買いたい商品の定価、または元になる標準価格の確認
・発送元と出品者の確認
・価格、送料、支払い方法
・新品か中古か、発送日
・星の評価と総数、大体のお届けの目安、発送元
の確認
です。
文字で書くとたくさんですが、実際は1分もかからずに出来ると思います。
今回は本で説明しましたが、他のジャンルの商品でも使えます。
無駄なトラブルを避けるためにも、しっかり確認しときましょう。
それでは。