この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。
この記事は2019年9月25日に放送終了した、
「リトルトーキョーライフ」という番組で審判マニアの方の話があり、
面白かったので紹介した記事です。
野球の審判
世の中には色んなマニアの人がいます。
リトルトーキョーライフに出演していた人は、
色々なスポーツの審判のマニアでその中で、プロ野球の審判の話がありました。
最初に道具に関しての話だったのですが、
大変だと思ったのが、球審の人が装着する防具が大体5kgぐらいあるそうで、
その中で試合中に様々なジャッジのため球場を走り回るのですが、
その運動量は選手よりも多い事があるそうです。
そして時にはその激しい運動量ゆえに、1日で3~4kgも痩せる事があるみたいです。
特に夏場などを考えたら、どれだけ大変な事か簡単に想像できますよね。
次にプロ野球の試合では必ず5人の審判がいます。
三塁塁審、二塁塁審、一塁塁審、球審、控えの審判が必ずおり、
最初の試合が三塁塁審だった人は翌日の試合では二塁塁審になるそうで、
三塁→二塁→一塁→球審→控えの順番でローテーションが決まっているそうです。
番組に出ていた審判マニアの人は試合がある日に、
誰が球審になるとかを楽しみにしたり、
誰が審判か分かれば、その審判がどういうジャッジの傾向があるかを楽しんだりしてるみたいでした。
マニアック過ぎて笑いました(笑)
過酷な仕事
2019年放送時点の審判マニアの人の話の情報です。
さらに大変なのがプロ野球の現役審判は全員で55人ほどしかいないらしく、
その人数で12球団全て、さらに年間140ほどある試合、さらには2軍の試合も出ているそうです。
これを書いてて思ったのですが、先ほど書いた中に球場には5人の審判員が必ずいると書きましたが、55人だとすると‥‥
1軍の試合、12球団(試合なので2球団で5人と数えます)5×6試合=30
プラス
2軍の試合、12球団(試合なので2球団で5人と数えます)5×6試合=30
=60
この1軍2軍、全試合計算だと、
同時開催は出来ないという事ですよね?
もの凄い超ハードスケジュールですね。
冷静に考えると、どこかの曜日でどこかの球団は、
試合が無いはずなので、全試合はスケジュール的になさそうですね。
と言うか無理ですね、物理的に。
続いて、プロ野球を見る人には当たり前の光景となっている、
ピッチャーが球が汚れたりして、審判に球の交換を求めるシーンがあります。
実は審判は試合当日、審判全員で120球の球を用意しているそうで、
1試合でほぼ使いきるそうです。
そして足りなくなったら、控えの審判が追加していくみたいです。
ちなみにプロの公式球は、
1球2600円ほどで120球だと、およそ30万円になるそうです。
さらに審判の人たちは新品のボールには縫い目付近にロウが付いていて、
それが反射で見えづらくなるそうで、そのため試合当日に手作業でロウを落とす作業をしているようです。
次に個人的にツラそうやなぁと思ったのが、
審判の試合中の休憩時間は3分ほどだそうです。
プロ野球では5回のイニングが終わった後、各球団のイベントがあるのですが、
この時しか休憩に行けないため審判の人達は3分間の間に全てを済ませます。
トイレは特に大変でしょうね。
昔コンビニで深夜のワンオペ
(ワン・オペレーションの略、飲食店やコンビニで従業員が一人でシフトに入っている状態のこと)
をやっていた事のある私はトイレが行けないつらさは、身に染みて分かります。
審判トリビア
これもマニアの方が言っていたのですが、
球審のストライクのポーズはこぶしを顔のあたりに持ってくるポーズなのですが、
成り立ての審判は5年間そのポーズと定められているそうです。
そして5年を過ぎるとストライクポーズにアレンジが出来るそうです。
ただし、そのアレンジしたポーズを使うには、
審判部長の許可がいり、許可が無ければ使えないらしく、一筋縄ではいかないみたいです。
有名なストライクポーズで卍(まんじ)ストライクのポーズがありますが、
あれもこういった経緯を経て使っていると思うと、なんだか面白いですよね。
卍(まんじ)ストライクのポーズを知らない人のために、
丁度良い、動画を見つけました。
動画は2014年にアップロードされたやつです。
もし、権利関係で通達があったら動画掲載を削除します。
動画が見れなくなっている場合もあるかもしれませんが、ご了承下さい。
まとめ
シーズン中プロ野球を見ていてちょくちょく誤審があったり、
世界大会では外国の審判が世紀の大誤審をしたり、
応援しているファンからすると、
AIとかにやってもらった方が100%誤審が無くなるので良いと思ったりする事もあります。
私もたまにそう思います。
しかし、テレビ画面に映る野球の光景がピッチャー、キャッチャー、バッターだと、
なんだか物足りなくて、野球の面白さが半減しそうですよね。
今後も誤審はあると思いますが、誤審も含めての野球の面白さだと私個人は思っているので、これからも楽しみながら見ていきます。